【S27最終238位】最新型・耐久降りラムカメックス【レート1925_ポケモン剣盾_シングル】
こんちには!カメックス好きのポケモンブログ管理人『おティー』です。
現在、禁止伝説環境で戦っている方なら嫌でも目にするのがザシオーガ。
3桁前半より上にいるプレイヤーなら、間違いなくメタりにいっていたことでしょう。
今回、ご紹介するこの構築、もしかしたらザシオーガに対する1つの回答と言えるかもしれません。
HBホウオウ(リフレクター持ち)+HAチョッキゲロゲ(ちょすい)。
VS
意地っ張りで攻撃にぶっぱすることで、殴る性能と技範囲を広げたガマゲロゲ。
特性さいせいりょくでサイクル参加し、リフレクターでサポートが行えザシアンに強めなホウオウ。
プレイングセンスは必要ですが、ザシオーガ構築に5分以上の戦いが出来ると考えました。
この記事では、そんな2匹を軸に考え構成されたパーティを紹介します。
これを読むことにより、この構築の強み、そしてそんな構築でもレート2000へ届くことが出来なかった理由を知ることが出来るでしょう。
また、今回使用したカメックスの型もここでだけ公開致します。
こちらもこの禁止伝説2匹の環境で素晴らしい仕事をしてくれました。
結構良い調整だと思っていただけに、今期も2000獲らせてやりたかったな。
構築紹介
ホウオウ@あつぞこブーツ
H220 B236 S52 腕白
特性:さいせいりょく
伝説ポケモンでザシアンを対策することで、ザシアンやメタモン(こっちのザシアンコピー)入りの構築に強い選出が出来ると考えて入れたポケモン。
とは言っても、このポケモンは物理方面が結構柔らかかったり、ダイマを残さなければワイボザシアンが怖かったりと意外に不安定。
なので、リフレクターを持たせることで後ろのポケモンをある程度サポート出来るようにした。
これにより、
- ザシアン対面でとりあえずリフレクターから入り様子見
- せいなるほのお火傷に頼らずにB方面を保証し裏へ託せる。
- 剣舞ザシアンをコピーしたメタモン(A+4)対面はリフレクターから入れば「58.4%~68.9%」→「29.2%~34.4%」の高い確率できょじゅうざんを2耐えし受けきる
以上、3点が可能になります。
当初、相手のホウオウが重い構築の組み方になってしまったので、2点目は特に重要で偉いところだった。
HA252 残りS 意地っ張り
特性:ちょすい
今季もカイオーガ対策として入れることになったNNルッキズム。
前期より珠オーガが多いので、チョッキを持たせつつ受けにくい技範囲で攻める。
動画編集が終われば下記に載せさせていただくが、サンダー+ザシオーガにかなり熱い試合をしてくれる。
(動画貼り付けスペース)
やっぱり男は見た目じゃねえ。女もね。
ザシアン@くちたけん
H252 A92 S164 意地っ張り
相手のイベルタルやウーラオス、ダイマ終わったサンダーの処理ルートにどうしても困るので、構築に入ってきた。
剣舞インファイトは鋼の受けポケモン意識。後述するカメックスと受けループ気味なPTを倒してもらった。
カメックス@ラム
H228 C172 S108 控え目
しおふき/れいとうビーム/あくび/からをやぶる
- C172・・・キョダイホウゲキ+スリップダメで悪ラオスが確定1発
- S108・・・からをやぶる後に最速フェローチェ抜き
- H228・・・残りを耐久に降ることで、珠ランドのダイジェットが『85.2~100.5%』になる程度の耐久を確保
耐久へ降ったコイツのダイマックス状態でのタイマン性能・荒らし性能は、前期に学んでいたので耐久力は確保することに。結果努力値降りはこうなる。
HCチョッキカメックスで結果を残せた前期構築。割と現環境にも通用するかも。。
ザシアン対面もワイボが無ければ落とされることはなく、欠伸を入れられる。
ワイボで落とされるにしても、ホウオウを使う上でその情報を事前に知れることはデカい。
前期のチョッキは伝説枠かゲロゲに取られがちになる為、そこそこ流行ると予想していたジガルデをメタれるラム持ちにした。
ザシオーガで素直に来そうじゃない相手は、大体カバルドンを選出して欠伸展開を狙ってくるのでついでにそこへも刺せる。
カメックスを受けに来たポケモンへ欠伸を入れることで、眠らせるにしても流すにしても次のターンに殻を破れる。結果、受け構築に対して強い型となれた。
H244 D252 S12 穏やか
特性:アナライズ
ホウオウのおかげでサンダーが重いので、黒バドレックスやランドロスにもそこそこ強いコイツを入れた。
本当はランドロスやカイリューに強い特性トレースで使いたいところだが、私は通信交換の出来るお相手が居ないので6世代の頃に乞食したこの型を使い続けた。
かいでんぱの使用機会は無いに等しかったので、まるくなるへ変えるべきだったかもしれない。
ランドロス(霊獣)@いのちのたま
AS252 残りD
補完として入れたポケモン。
以上へ役割を持ち、投げる為に採用した。
PT全体の火力と抜き性能が薄かったので珠持ち。
命の珠というアイテムを私は使いこなせないのでやわらかいすなに変更するべきだった。
つるぎのまいをビルドアップにしていたことは正解であり、裏の物理ATに隙を見せない。
以上。
前期同様、基本選出はなく感覚で選出し使っていた。
選出率は
ホウオウ>ザシアン>ポリゴン2>ガマゲロゲ>カメックス>ランドロス
と、言ったところか。
ザシオーガへ勝率が高く、他にも割りと幅広く戦えるよう意識して組めていたのが良かった。
何故、勝つことが出来なかったか。
ザシオーガを対策出来る強い2匹に、使い勝手の良さそうな新しいカメックスの型を思いつけた。
が、勝てなかった。(満足の行く結果へ辿り着けなかった。)
構築的な理由としては、以下2点が挙げられる。
1は、ザシオーガ以外の強い伝説が最終日に見かけられ、対応手段が不明だった。
ということでもある。と、言うか対応することは不可能に感じられた。
他にも、ゼルネアス入り等にもサイクル不利を取って負けてしまう試合もあった。
????「この環境はメタモンが猛威をふるう、メタモンが怖い黒バドは環境については来れない。情報強者はミュウツーを使うべきだ。」
全然そんなことはない。むしろ黒バドは今環境TOPクラスだ。宿り木持ちの命の珠が特に強い。
2は、序盤、中盤にランクバトルへ潜らず机上論で環境を想定していた。
ということである。
すいすいゲロゲ入りで強い構築が明らかに多かったのに、メタを張れていなかった。
自覚してからはカメックスやポリゴン2のダイウォールとダイアイスで誤魔化してはいたものの、選出も立ち回りも苦しすぎるので明確な欠陥と言えるだろう。
しかし、ランドロスをナットレイへ変えてしまうと、今度はムゲンダイナ入りのサイクルが更に重くなるだろう。
ちょっとポケモンを弄るだけで、この環境へ対応可能とはならない。
机上論で反省してみても、実戦を重ねての研究が不足していることが根本的な問題なので、
このままでは解決に至らないだろう。
では、いっそトレーナーである自分自身を変えるべきではないだろうか。
勝つ為の思考
前期と今期で、ランクバトルで上位へ行く為には試行回数を稼ぐことが重要だと感じられた。
- 運負けを取り返す(通称:上振れを狙う;)
- 実際に潜って、上位の流行やメタるべき対象を洗い出す
この2点の為だからだ。
思考だけでなく、試行が重要なのである。
が、ただ対戦を重ねるだけなのは良くない。
試行をしながら、冷静に思考しなくてはならない。
冷静さを欠くのが『怒り』だ。
個人的な話、私は少々荒っぽい性格をしている。
生放送を通して見ている方ならお分かりいただけているだろうが、不機嫌になった際の態度と言動は目に余る程に見苦しい。
私に限らず、こういったプレイヤーはポケモン配信勢によく見かけられる。
全員に共通しているのが雑魚ということだ。
彼奴らは目の前のゲーム画面ではなく、自分の苛立ちと向き合っている。
だから目の前の事柄を冷静に嚙み砕けない。故に弱い。
手段が目的に変わっている。
最初は誰もが楽しむ為にポケモン対戦をしていた。
そしてその過程に、レート2000や2100達成、最終2桁や1桁といった事例が存在している。
楽しむという結果にさえ辿り着けばそれは『勝ち(価値)』だ。
今回、感じている悔しさの正体は楽しむことを忘れた結果、
思考と試行を維持出来ず、構築を100%の状態へ作り上げられ無かったことによる『納得感の欠如』によるものだろう。
モチベーションを保ち、試行と思考を維持する。
それを手助けするのが『楽しむ』ということだ。
仮に結果が付いてこずとも、楽しんでゲームをすれば魔法少女まどか☆マギカ第5話『後悔なんてあるわけない』だ。
終わりに
今期は反省も含めて学びを深めることが出来たと思う。
ポケモンに限らず、真剣に物事へ取り組むと自分の本質的な部分が出てくる。
もし、その物事へ悪い態度で接してしまっているならば、自分という人間の成長の為にも姿勢を正さなくてはならない。
来期の構築は既に決まった。1番楽しめる6匹と私は遊ぶ。
以上になります。
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チャオ